Challenge ciclista Mallorca 事前準備編② 荷物編

レースはいつだって戦 重要なのはTPOと機動力

 

マヨチャレ事前準備編第2弾は荷物準備です。レース会場に財布と携帯だけ持ってふらり、と立ち寄れることというのはほとんどありません。ミラノ在住の頃にミラノサンレモ観戦に行ったときですら荷物を抱えて大移動、ということになっていました。

今回のマヨチャレはレース4日+前日+翌日の2dayを足して5泊6日の日程で向かいます。(月曜日は空港からその足で大学に向かいます)

なんとか木曜日の予定を月曜日にずらし、金曜日がセルフスタディーデイなので大学に関しての懸念は月曜日の入国審査でどれだけ時間をロスするかのみ。

さて。ほぼ丸一週間スペインに行くことになります。荷物はどうすんだ!という話が今回の議題です。

みなさんは「旅行」に何を持って行きますか?国内、海外、距離、内容によってそれは変わってくると思います。大事なのはその旅行にあった荷物選び、富士登山にパンプスは必要ありませんし、温泉旅にジャージとビブショーツは必要ありません。そうTPOに合わせた荷物選びが重要なのです。

今回の旅行のキーワドは4つ、「海外/移動/レース観戦/LCC」です。

 自転車レースを大雑把に分類するとワンデー、ステージ、ツアーレースと大まかに分けて3種類に分けられます。私のステージレースとツアーレースの境目は休息日があるかないかというポイントで分けています。ツアーレースも

ワンデーは文字通り一日のみのレース、翌日はありませんのでホテルの移動の心配はありません。しかしステージ、ツアーレースになるとホテルを移動するかもしれないという問題がでてきます。

今回のマヨチャレはステージレース、ピンが立っている所がスタートとゴールです。

スタート/ゴール ばらけすぎ!!!なんですかこの島縦断!みたいなコース設定は!?しかも島の中の交通手段がバスで路線によっては1日に2往復のみ。電車にいたっては3路線しかないうえにほとんどこない…これが…島…

 

マヨチャレでメインをバス移動と考えるのであれば、ホテルはパルマ市内、特にバスターミナルに取るのがベストです。どんな場所へのバスも基本パルマのバスターミナルから出ています。逆に言うとパルマを経由しないといけないところばかりだということです。今回は諸事情によりパルマから少し離れたところにホテルを取りましたので、余計に移動時間がかかることとなってしまいそうです。ホテル選びは慎重に!

かばんのなかみは? 最悪持って回るを想定した荷物選び

と、長い前置き話はこのあたりにして、やっとこさ荷物の話を始めたいと思います。今回は徒歩、そしてバスをメインの移動手段としますので荷物は小さく、軽いに越したことはありません。私はいつも最悪全て持ったままレースを回れるということを考えながら荷物を詰めています。

今回の私の装備はThe Northfaceヒューズボックス30LとRapha Musetteの2つ。どちらも機内持ち込みです。レース中はミュゼットのみの持ち歩きで、別でカメラがあります。

ヒューズボックスは一週間くらいまでの旅行なら一つ足りるのでとてもオススメです。2Lのペットボトルが3,4本入るサイズです。

さて、海外観戦にいくやつのかばんのなかには何が入っているんだ!?ということで中身を取り出して写真を撮ってみました。


The North Face ヒューズボックス30Lの内容物:

・パソコンその他電子機器類

・休息時間/おやつのキットカット

・化粧落とし

・痛み止め、酔い止め、コンタクト

・寝巻きと着替え(3日分) in Cofdisバッグ

・下着と靴下 in H&M袋

・緊急用メガネ

・歯ブラシ、化粧水などの洗面道具


あれ…6日間スペインにいるのに着替えが3日分しかないじゃないか!当日着ていくのを数えたとしても確実に足りない!?

私はレース中は一度着たものは洗ってホテルで干しておきます。ホテル移動があると生乾きのものを急いでドライヤーで乾かしたり、そのまま持って行って次のホテルで干し直したりすることもありますが、今回は連泊の予定ですので、乾くまでずっと干せます。やった!

小包装になった小さい部屋干しトップも持っていきましょう。石鹸で洗うと毛羽立ちます。

ええっ、旅行中なんども同じ服なんて嫌だ〜という方。その気持ちわかります、とてもよくわかります…!でもLCCは預け入れ荷物が別料金、そして私はレース会場に自分の写真を撮りに行くわけではないのでこれが私の中でのベストアンサーです。おしゃれは別の機会に。

水物の洗面道具は透明なプラスチックバッグの中に。持ち込み手荷物なので手荷物検査場で出すことになり、ポーチに入れているものを出して袋に入れて戻して〜がめんどうなので袋にダイレクトに入れて持って行きます。チャックが閉まる袋は役に立つことが多い上に、機内持ち込み用の透明袋が有料の国もありますので(ベルギーなど)ジップロックは何枚か持参することをお勧めします。その他にもゴミ袋にするためのレジ袋もあると便利です。ヨーロッパ諸国はレジ袋が有料の場所が多いので、買い物をたくさんする予定の方はエコバッグも忘れずに。

Rapha Musetteの内容物:

携帯電話 バッテリー

ケーブル/ゴミ袋の入ったポーチ

サングラス

変えレンズ

レースメモ

財布(Rapha Essentials case)


ミュゼットには必要最低限のモノのみいれます。これにカメラも下げているのでほどほどの重量はありますが、これくらいなら一日担いで走れるな、というところを限度にしています。

普段のカバンとあまり内容は変わりません。携帯のバッテリーは必須。日本ではコンビニで緊急用のが買えますが、そんなのありませんので持てるだけ持っていきます。いつもは二つ持っていきます。

黒いレースメモにはコースのスタートと通る町の名前、そこをプロトンが通る予想時間、そこに行くために利用するバスなどが書いてあります。他にはホテルの名前や住所、もし携帯のバッテリーがなくなってもホテルに帰れるようにです。今回は田舎なので念入りにタクシー会社の電話番号なども調べました。不安はつきません…!!

旅先で言語やコミュニケーションに不安がある方は旅の指さし会話帳を持っていくととても心強いです。イラスト付きで分かりやすく、私もとても重宝しています。わからないなら指さして見せつければいいのです!向こうが読んでくれます!!!

 

どうでしょう、少し参考になるでしょうか?荷物は極力少なく、向こうで買えそうなものは向こうで調達、を合言葉に楽しい荷物パッキングを!